2023.03.16 05:14水田宗子さんの研究業績水田宗子(1937--)比較文学者、詩人、教育者、大学経営者1937年 東京市大森区に父水田三喜男、母清子の次女として生まれる。(本籍地は千葉県鴨川市西)1942年 疎開先の千葉県安房郡勝山町勝山小学校に入学、館山市北条小学校、東京都千代田区雙葉学園小学校、中学、高等学校卒業後、東京女子大学文理学部英米文学科へ入学。1960年 東京都立大学大学院(修士課程)、米国イエール大学修士課程、博士課程にて修士号、博士号取得(MA, Ph.D. American Studies 1970) 父水田三喜男(1905-1976)は1946年新憲法下最初の総選挙に当選し衆議院議員となり、自民党政調会長、経済企画庁長官、通産大臣、大蔵大臣を歴任し、戦後の日本社会、経済、教育の復興に尽力した政治家で、1965年...
2020.08.30 08:55国際メディア・女性文化研究所シンポジウム記録集刊行水田先生が代表である国際メディア・女性文化研究所の新刊情報水田宗子理事長が代表する国際メディア・女性文化研究所の設立を記念して、「21世紀に求められる人文科学と大学教育ー―大学改革と人間形成ー―」と題するシンポジウムが開催され、その記録集(Symposium Proceedings)が2020年8月25日に発行されました。水田宗子(国際メディア・女性文化研究所所長、学校法人城西大学理事、同前理事長)による開会挨拶の後、パネリストによる講演と、討論が行われた。パネリストとして、巽孝之氏(慶応義塾大学教授・日本アメリカ文学会第16代会長)、芦辺拓氏(作家・日本推理作家協会)、荒木勝氏(岡山大学前副学長・同大学名誉教授)、上野千鶴子氏(元東京大学教授・同大学名誉教授、NPO法人WAN理事長)、中沢...
2020.08.24 12:33水田先生支援の会 真野さん論文の例水田宗子先生が長年博士論文指導をしてこられた真野孝子さんが、この度法政大学から博士号を授与される卒業式を間近かに迎えることになりました。この間指導を続けてこられました水田先生も、外部審査員として法政大学から副査の任を要請されておられましたので、大変お喜びのことと思います。真野さんは城西国際大学大学院から博士号を取得するために長年学生として水田先生をはじめ女性学の先生方の指導を受けてきました。2017年4月、新学年が始まっていたにもかかわらず、大学によって水田先生が突然招聘教授をうち切られたとき、すでに論文はほぼ出来上がっていて、その年の6月には博士論文を提出出来るようにするために、新学期から真野さんの再入学も承認され本人にも知らされていました。しかし、この時になって大学は、水田先生以外の指導...
2019.09.21 09:087月9日裁判傍聴2019年7月9日(火曜日)午前10時から、霞ヶ関東京地方裁判所709号法廷で、元文科省次官小野元之氏理事と学校法人城西大学を被告、水田宗子理事長を原告とする裁判があり、水田先生を支援する多くの人(大学院生、卒業生、同僚)と共に傍聴した。(水田先生を支援する人で709号法廷の傍聴席の大部分は占められた)。 それに対し被告側は、小野理事と、その日の証言に立った杉林城西国際大学学長、元文科省審議官北村幸久(2016年11月30日当時の水田理事長室長でありながら、小野の理事会内部工作を水田理事長に秘し、その日のうちに小野によって事務局長に「大抜擢」された)事務局長、同じく、11月30日に経理部長に抜擢された藤井慎一氏、また、水田理事長解任に反対した当時の石田益実理事のゼミ卒業生であり、今は篠崎事務...
2019.07.21 04:02Oxford University holds a symposium celebrating Chancellor Noriko Mizuta’s workOxford University holds a symposium celebrating Chancellor Noriko Mizuta’s work6月17-8日に水田宗子理事長は英国オックスフォード大学ペンブロークカレッジのローレンス・マン教授とリンダ・フローレス教授の招きにより、水田宗子先生の業績を讃える国際学会での基調講演と、それに続き翻訳に関する学会において、英語に翻訳されたご自身の詩を朗読され、また、その後の翻訳に関する国際学シンポジウムに参加された。Oxford University Pembroke College held an international conference Celebrating the work of Chancellor Noriko Mi...
2019.07.02 05:41オックスフォード大学が学会を開催Oxford University holds a symposium celebrating Chancellor Noriko Mizuta’s work6月17-8日に水田宗子理事長は英国オックスフォード大学ペンブロークカレッジのローレンス・マン教授とリンダ・フローレス教授の招きにより、水田宗子先生の業績を讃える国際学会での基調講演と、それに続き翻訳に関する学会において、英語に翻訳されたご自身の詩を朗読され、また、その後の翻訳に関する国際学シンポジウムに参加された。Oxford University Pembroke College held an international conference Celebrating the work of Chancellor Noriko Mi...
2019.05.20 15:14不当な高裁(敗訴)判決東京高等裁判所は、3月27日、水田宗子さんの小野元之氏に対する名誉毀損訴訟に関し、原審で水田さんが勝訴していた部分を破棄し、その請求を全て棄却する判決を下しました。予期もしなかった大変残念な結果です。さらに残念なのは、その理由づけが皮相なもので、読んでみても、結論ありきで決めつけられているだけで、なんでこんなことが認定できるのだろうか?と思わざるを得ない点が多々あり、その点が、原判決の判断を覆す部分に影響を与えているので、(水田びいきを差し引いても)非常に不当な判断です。城西大学は高等裁判所の判決全文を公表していますが、この判決は、原判決と比較して読まれるべきです。どちらがより説得力を持つものか。高裁判決には具体的な証拠に基づかない事実認定が驚くほど目立ちます。証人尋問を実際に行った東京地裁...
2018.06.01 08:362018年5月31日 学校法人城西大学記者会見に対する水田宗子氏弁護士のコメント 会計調査委員会の最終報告書について 弁護士 大室俊三本日,学校法人城西大学会計調査委員会が作成したという最終報告書の要約版などが公表されました。これは初めて目にするもので十分な検討はもちろんできておらず,この要約版でM前理事長と表記されている私の依頼者との協議もできていないので,あくまでも,前理事長がかかわる訴訟の代理人である弁護士としての感想をのべコメントにかえることとします。会計調査委員会の設立及びその委員の選任は理事会の議を経ておらず,そもそもその会計調査委員会の正当性自体重大な懸念があるところ,今回の最終報告書では,「会計」にとどまらず,名誉毀損で告訴しなかったこ...
2018.02.19 09:31東京ユニオンのHP、ブログにニュースが出ていましたので、お知らせいたします。2016年11月30日以降、さまざまな「改革」が断行される中にあって、水面下では教職員に対する雇止め通告が行われていたようです。皆さん、改正労働契約法が2018年4月から施行されることはご存知ですか?5年以上雇用が継続した有期雇用者は、この法律によって4月以降、無期雇用に転換できるようになりました。東京ユニオンのニュースによると、今回、雇止めを通告された客員教授と研究員は、契約を更新して長く働てきた人たちだったようですね。無期雇用への転換前に、雇用を解消しようとする意図があったのでしょうか。大変憂慮すべき事態が、学内で進行していたことが分かります。詳細は、東京ユニオンの下記URLをご参照下さい。雇止めを勧告された教職...
2018.01.24 05:00「理事解任不当」の裁判が提訴されました昨年の9月8日、臨時で開かれた理事会において水田宗子さんは理事を解任されました。その解任の是非を問う裁判がこのたび提訴されましたので、お知らせ致します。水田さんと大学との間で係争事項はいっそう深まるばかりで、この先どうなるのでしょうか。私たちは今後の裁判の行方も見届けていきたいと思います。29年(ワ)43889号 地裁民事第8部 地位確認等請求事件
2017.12.30 00:00『奪われた学園』出版記念会が2017年12月19日に行われました。発起人の一人である上野千鶴子さんのメッセージを紹介します。出版記念会スピーチ(上野千鶴子) 突然のクーデタとも言うべきのっとり劇からおよそ1年。被害当事者であった水田さんにとっては、悪夢の1年であったことでしょう。事情をお聞きするにつけ、知性の府である最高学府で、こんな理不尽がまかり通ってよいものだろうか、とわたしも怒りを禁じ得ませんでした。しかもそれを監督する責任のある文科省の元官僚が、悪辣きわまるやり方で、城西大学を維持・発展させてきた最大の功労者である水田理事長の追い落としを図ったのです。こんなドラマのような話が・・・と思われる方々には、水田さんのこのたびの新刊『奪われた学園』を読んでいただきたいものです。不法行為の証拠は数々あり、不当ないじめが継続しているのに、それを誰も止められません。本書で名指しにされた元文科省官僚のみならず、不法な手続...
2017.12.25 00:00『奪われた学園』刊行(幻冬舎)昨年11月30日、突如として水田さんは理事長を「辞任」しました。しかしその辞任劇は「官製クーデター」だった?城西大学、城西国際大学の教育・研究の発展に心血を注いできた水田さんの身に起こった事態について、本会はその問題を指摘してきましたが、一年の沈黙を破りついに本人の口から真実が語られることになりました。城西50年の歴史における学内権力闘争の歪。思い込み、裏切り、嫉妬、長いものに巻かれて・・・組織の中で人びとはどう動いたのか。城西問題を知る手がかりだけでなく、教育界を揺るがした事件を記録する歴史的な書としても注目できます。購入は都内書店、またはアマゾンで購入できます。アマゾンはこちらから。